どこでも使える便利な南京錠の活用方法

こんにちは!あなたの街の鍵屋さん福岡錠前設備です。
今回は、知っているようであまり知られていない、近年頻発する災害時などにも使える南京錠の活用例と豆知識をご紹介します。

こんなことにも使える!南京錠の活用例

南京錠は昔から形を変えずに存在していて、今日においても鍵のアイコンとして、用いられることも多いです。また、見た目やイメージからアクセサリーなどにも用いられており親しみのある方も多いのではないでしょうか。

防犯面からみると、シンプルさ故故障も少なく、ピッキングなどにかかる手間、心理的ハードルを生み出す防犯効果などその役割は大きく今日でも様々な場所で用いられています。そんな南京錠の活用例を紹介します!

防災グッズとして

災害時に荷物の管理や安全性を高めます、バックのファスナーに南京錠をつけて、簡単にバックの防犯性を高めることが可能ですし、備品や持ち物を括り付ければ盗難対策になります。また、南京錠を玄関ドアの鍵・補助錠にできる製品もあり、鍵の紛失や故障があった際は復旧工事まで仮の錠前として使えます。

物置・倉庫や門扉に
防災用品などモノを一定期間保管する物置・倉庫、施設の門扉は、普段人の利用が少なくいざというときに解放するというケースが多いと思います。南京錠はシンプルだからこそ故障に強く、誰でも操作できる操作性が備わっているので、有事の際などでも高い信頼性を発揮します。(用途に合った製品を選ぶこと、定期的な動作確認は必要です。)

南京錠の選び方

材質で選ぶ
シャックル、もしくは鍵本体に使用される材質は、鉄、鉄に炭素を含んだ鋼、鉄に炭素以外の素材を加えた合金鋼(特殊鋼)、鋳鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮、亜鉛などがあり、硬さや防錆性能、重さ、耐久性など性能が異なります。屋内で使用するのか屋外か、使用する場所の特性で選ぶことができます。
解錠方法で選ぶ
主な解錠方法には、鍵を使って解錠するシリンダー式と、暗証番号で解錠するダイヤル式があります。シリンダー式には、内部に備わっているシリンダーによってディンプルシリンダーなどの種類があり、ピッキングなどへの防御の強さに違いがあります。

形状が似ていても、素材による耐久性やシリンダーによる防犯強度など一般では違いがわかりづらいので、選ぶ際は鍵の専門店などプロの意見を聞くのもよいでしょう。
豆知識:TSAロックとは

旅行用のスーツケースなどに、赤いひし形のロゴマークが付いた鍵があることはご存じですか。これが「TSAロック」です。TSAロックとは、アメリカの運輸保安局(TSA)が荷物検査の際に専用の鍵で開けられるように設計された鍵です。この鍵を使用していれば検査で鍵を壊されるということもありませんし、鍵を掛けない不安も解消されます。
スーツケースに備わっているもののほかに、南京錠タイプのTSAロックもあります。南京錠タイプは、小さくて丈夫なので、スーツケース以外にも、ファスナー付きのバッグなどにも便利に使うことができます。南京錠を選ぶ際には、シャックル(U字型のツル・掛け金)の長さや太さが荷物に合うかどうかを確認しましょう。

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