宅配ボックスを設置するメリットと選ぶ際のポイント

こんにちは、あなたの街の鍵屋さん福岡錠前です!

近年、宅配ボックスの需要が高まっています。荷物を受け取る際に、宅配ボックスを設置しておけば、不在時でも受け取れたり、対面せずに荷物を受け取れたり、再配達を減らせたりと、多くのメリットがあります。今回は、宅配ボックスのメリットと、選ぶ際のポイントや注意点について詳しく解説します。

宅配ボックスを設置するメリット

  1. 環境問題・物流問題の解決に貢献

2024年から、物流・運送業界ではトラックドライバーの時間外労働が規制され、「2024年問題」として物流の停滞が懸念されています。その対策として、国や物流業者が「受け取りは1回で!」と呼びかけ、宅配ボックスの普及が進められています。再配達の削減により、CO2排出量の削減や配達員の負担軽減にもつながります。

  1. 安全性・利便性・快適性の向上

宅配ロッカーは設置場所まで荷物を取りに行く手間があり、置き配は盗難のリスクがあります。その点、宅配ボックスは自宅のすぐそばに設置できるため、安全性・利便性・快適性の面で優れています。

  1. 非対面での受け取りが可能

新型コロナウイルスの流行以降、非対面・非接触の受け取り方法が求められるようになりました。その中でも宅配ボックスは、安全性・利便性・快適性の観点から特に人気が高まっています。

  1. 防犯対策としても有効

宅配業者を装った不審者による犯罪が報告されています。宅配ボックスを設置することで、ドアを開けることなく荷物を受け取ることができ、インターホンでの対応を減らすことができるため、防犯対策にもつながります。

宅配ボックスを選ぶ際のポイントと注意点

現在、宅配ボックスにはさまざまな種類があり、大きく分けると「ダイヤル式」と「電子式」の2種類があります。

ダイヤル式宅配ボックス

特徴:

機械式で電源不要

配達員が暗証番号を設定し、配達票に記入して投函

受取人は配達票を確認し、暗証番号で解錠

メリット:

導入費用が安い

電源不要で設置が簡単

デメリット:

セキュリティ面でやや不安

暗証番号を忘れるリスク

電子式宅配ボックス

特徴:

タッチパネルやICチップ入りのカードで施解錠

利用履歴が管理され、スマホ通知やメール連絡が可能

メリット:

高いセキュリティ性

スマートフォン連携が可能

利用履歴を管理できる

デメリット:

設置費用が高い

電源が必要で維持費がかかる

その他の選択ポイント

防水機能: 屋外設置の場合は防水タイプを選ぶ

デザイン性: 住宅のエクステリアに合うデザインを選ぶ

電源の有無: 電子式は電源が必要な場合があるため、事前に確認

耐久性: 頑丈な素材を選び、盗難対策を強化

宅配ボックスの利用時の注意点

  1. 盗難のリスク

宅配ボックス自体が盗難の対象になることもあります。設置場所や固定方法を工夫し、盗難防止策を講じましょう。

  1. 暗証番号の管理

ダイヤル式の場合、暗証番号が外部に漏れないよう注意が必要です。電子式なら暗証番号の管理がしやすくなります。

  1. セキュリティ対策

IoTを活用した宅配ボックスを選ぶことで、スマホ通知機能や利用履歴管理が可能になります。また、防犯カメラと併用することでさらに安心です。

宅配ボックスは、環境問題や物流問題の解決に貢献し、安全性・利便性・防犯対策の面でも優れたアイテムです。しかし、選ぶ際には種類や設置場所、セキュリティ対策を十分に検討する必要があります。

私たちは鍵と防犯の専門家として、宅配ボックスの導入に関するご相談も承っております。地域や時期によっては自治体の補助金制度が利用できる場合もありますので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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